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2021-01-01

具象画と抽象画

水彩抽象

その違いとは、

印象派より前を具象、それ以降は抽象といったところでしょう、

具象画が発展した背景としては、王や聖職者の庇護のもとそれらを称え後世に伝える画として、まだ読み書きができない庶民が多いころの時代、神の偉業や教えを伝える画として、時代が移り変わり貴族や商売人からの注文されて描いた肖像画として、これらは注文主から指示され描かれたものです、

その後産業が発達しカメラが発明された時代、社会の中心はとっくに市民でした、

この時代になると昔のような注文者がおらず、絵描きは自分のために絵を描くことが主流になります、

そして自由を手にした絵描きの作風はこの頃から劇的に変わり始めます、

これが抽象の起源ではないでようか、

このころから既に抽象は先端すぎたため、理解されるのに50年先まで待たなければなりませんでした、なるほどゴッホが死後評価されたのもうなづけます、

具象は目で見る、抽象は頭で見る、

そのせいか、抽象は、高等教育を受けた一部のエリートのものであったように感じます、

20世紀になるとさらに難解になり、現代アートはエリートだけが楽しめるゲームになりました、

21世紀の現在は、

抽象の表現法に限界、臨界点が見られ、昨日までの抽象至上主義が叫ばれなくなりました、

今は具象だからとか抽象だからとかいった論議は行われません、

好きであればどっちでもよいではないでしょうか、

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