絵画教室 アトリエフォルムの強み(1)
こども教室では、
15年ほどこどもを教えてきましたが、才能全開にガンガンに作品に向かうこどもはお目にかかったことはありません、
もしアーティストになる素質が教える前から既に現れているのならば、わたしはいまだにアーティストの卵に出会っていないわけです、
自分が子供の頃どうだったかというと、残念ながら幼稚園から中学校までコンクールにノミネートすらされたことがありません、
以外かもしれませんが、、、
学校の図工は好きでしたがし、興味もありましたが、特別鋭かったこどもではありませんでした、
小学校4年生のころ宇宙戦艦ヤマトのTVCMを観たときに衝撃をうけました、
それからは完全にアニメに没頭し、松本零士キャラクターを異常な集中力で模写し続けました、
やがて池田は絵が上手だと学校でも評判になり、その勢いに乗っていまに至っているわけですが・・・
このように才能は何かがきっかけで引き出されることがあるとおもいます、
ですから図工のカリキュラムで引き出せずに、この子は才能がないとか、自分は才能がないとか思わなくても大丈夫です、
実際わたしの図工の評価は決して高くありませんでしたから、
いまのわたしの役目は個々の才能を引き出すことです、
才能はその子の素の深層心理まで掘り下げないと引き出せないでしょう、
わたしは教室で講義前にこどもたちがホワイトボード前にあつまり、ワイワイ、ガヤガヤ勝手気ままに描く絵が好きです、
実に解放されたフレッシュな絵です、
これは誰からも指示されず、求められないストレスフリーな状態だからこそ出来ることなのですね、
上下関係、師弟関係からは引き出せないでしょう、
だからアトリエフォルムは自由が基本なのです、
才能をみつけ伸ばしてあげる、
それがわたしの使命です、
その日気分が乗らず、作品に向き合えないとか、毎回中途半端で完成に至らないとか、動物を描いていたかとおもったらいつの間にか漫画を描き始めていたとか、
それでも親御さんは心配しないでください、
こどもは確実に深層心理まで潜る行動をしているのですから、
個性はなにもアート分野だけに発揮するものではありません、
将来社会に出て、会社勤めしても必ず役に立ち身を助けます、
グローバル化が進み、急速な変化が求められるこの時代、一流大学を出て、一流企業に勤めても安泰ではありません、
昨日までの世界が今日不正解になるこの時代、答えがない中に自分の答えを出すアート教育はきっとその子の役にたちます、