toggle
2021-04-01

今日の現代アートその1

ポストモダン

現代美術は多元的(プルーラリズム)であるがため、近代美術までの「肯定VS否定」の論理が成り立たちません。

現代美術は今パラドックスの中にいます。

それは「芸術性VS非芸術性」であり、決して進歩ではなく退化にみなされることが正しいとされるようです。

芸術は趣味を超えたものでなくてはなりませんが、こと現代美術においては趣味の領域をこえていないと感じます。

よって「肯定VS否定」が成り立たないのです。

現代美術は商品としての現代美術とプロパガンダとしての現代美術に二分化されてお
り、現在は商品として捉える方々が優勢です。

商品ですから他の商品と差別化をはかるのが商売の基本です。現代アートではそれを他を批判することで差別化を図ります。

有名になった作家は商売で成功したということであり、それは誤った選択で選ばれたということです。

誤った選択とは「良い悪い」の判断ではなく、「取捨選択」のルールに従ったものです。

「ポストモダン」は生存中に金銭的に成功を収めることを主とするため、作家は自らセルフキュレーターとなり売り込み方を模索します。

若くてかわいい子が選ばれる「不平等」なんかは当たり前です。

ゴッホを無視した過ちを現在も繰り返しているのです。

良い芸術は平等性を確保するものでありますが、今日の現代美術シーンにおいては死語です。

さらに芸術は本来自立したものであますが、「ポストモダン」は自立を問題にしていないので、街の中には「コモディフィケーション」的成功を目指すJV戦略企画をよく目にします。

「優れた芸術とは教育への対抗」から生まれており、そのような作家が今後増えていくことを期待します。

関連記事